2014年4月28日月曜日

地方暮らし!

これからは地方への転職も有力な選択肢になるかもしれません

地方暮らしと言いますと、今まではネガティブな文脈で語られることが多かったかもしれません。
とくに東京生まれの方は転職において「地方」というキーワードに恐怖心にちかい感情を抱く人が多いように思います(笑)。

でも、本当にそうでしょうか?



【先入観をなくす】



私が知る限りでは、東京じゃなきゃいやだと言っている人ほど、東京じゃなきゃダメな理由を持っていない方が多いように思います。
何となく東京でないといけないと思っている、もしくは、地方という響きに漠然とネガティブなイメージをもっているパターンが多いようです。
後者はとくに東京近郊、関東の生まれの方に多いです。
前者後者の共通認識で多いのは、地方に一度行く(帰る)と、もう二度と東京(東京近郊の関東)に戻ってこられないというものです。

断言しますが、当然そんなことはありません。
東京に本社がある企業の支店は全国に各所にある場合がおおく、各都道府県の大都市や30万人以上の都市には進出している事が多いです。

それからよくネットなどで「地方=田舎」とか、「東京=都会」のような構図で語られていますが、8割くらい誤解かなーと思ってしまいます。
というのも、そもそも東京にしかないものって今はそんなに多くないです。
今までよく知らなくて、初めて訪れたとしたなら、札幌、仙台、広島、福岡などは思ったより都会だと感じる事でしょう。
おそらくほとんどの方にとって生活水準は下がらないはずです。東京志向の方でも数年間修行をする気で地方都市に転職してみるのは「あり」な選択です。
その理由を次に少し詳しく書きます。


【地方に転職!】

キャリア的な視点から地方への転職はキャリア的にもメリットが多いです。
実際の仕事の内容も、東京などよりゆるいことが多く、はっきり言ってしまえば社内的にも社外的にも、仕事のライバルとの競争は激しくないことが多いようです。
たとえば、営業のお仕事で東京の支店ではパッとしない成績でも、地方都市の支社に移ってトップを取ったというような話を多く聞きます。

さて、ここで出世候補を2人の内1人選ぶとします。
1人は東京で真ん中くらいの成績、もう一人は地方都市の支店でトップで東京に出てくることに意欲を見せている。
どちらの人が適任とうつるでしょうか?
これはよく言われることですが、全国に支店がある企業では、地方で活躍した人間を高めに評価するという傾向があるように思います。
複数の環境を経験しているという事自体武器になるという理由と、次に書く「地方とのコネクション」を評価してのことかもしれません。

人生の中で、縁もゆかりもない都市でつんだ数年の経験というのはビジネスマンにとってかけがえのない経験、宝の様なものです。
チャレンジしたい方はその時点で転職市場では1歩リードしたと言えるでしょう。
なぜなら地方の支店では人員が足りず、年中募集をかけているところが多いです。

ある支店の人事担当者の声です
「地元の若い人はあまり応募してこない。来ても求めてる人物像ではない、東京の方に来てほしい。」